一隅を照らす

一隅を照らす これ国宝なり

一隅(いちぐう)を照らす これ国宝なり

伝教大師 最澄(さいちょう)の言葉とされる。
最澄は、平安時代初期の日本の仏教僧で
日本の天台宗の開祖。

さまざまに解釈される中で
私がしっくりきている意味は、

一隅とは、あなたが今いるその場所
あなたが、あなたの置かれている場所や立場で
全力を尽くし、そこで光ること(照らすこと)

あなたが光り輝けば、
その周りが光り
そして日本を世界をやがて地球を照らすことができる

ということ。

アフガニスタンで市民と共に
人道・復興支援に尽力された中村哲医師は
<今いる場所で希望の灯を灯す>
Brighten the World in Your Corner.
を座右の名とされていた。

今も多くの経営者にとって
大切な行動指針となっているようです。

私は、先日、患者さんの治療中に
このありがたい言葉を改めて味わいました。

しかも、何か決断することがある時、
その不安を抱えている時に限って
このようなメッセージを受け取ります。

 

照千一隅 此則国宝

一方で、よくよく調べてみると
最澄の真筆では、
「照千一隅 此則国宝」と書かれており

一隅にありながら千里を照らす逸材こそが国の宝である

と解釈される。
どこにいても才能のある人はその才能で千里を照らす
そういう人は国の宝である

という。


???
最初の解釈とは異なってくると思いませんか?

私は、個性心理学では大物思考に属するので
性格的には、後者が好きなのですが…笑

両者の考え方はどちらも大切だと思います!!
あなたはどう感じるでしょうか?

「一隅を照らす」という謙虚な姿勢が
その時・その場所で研鑽する努力に繋がると思うし

「千里を照らす」という大きな志が
世の中を変えていく突破力に繋がると思います。

一隅を照らすことが千里を照らすことに繋がる

私たち一人ひとりの生き方・在り方が
自分自身だけでなく、大切な人たちや周囲
そして、地域や日本、世界へと波及していくのですから

日々に感謝して、日々尽力し、
光輝いていけたら
しあわせだなって私は思います!!

感 謝

最後までお読みいただき誠にありがとうございます!

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