運動を始める時に気をつけたいこと

産後3ヶ月のママ「水泳を始めたいので気を付けることはありますか?

という質問をいただきました。

音声で読まれる方はこちらからどうぞ↓ (stand.fM)

【今日のテーマ】 産後3ヶ月のママから 「水泳を始めたいので気をつけることはありますか?」 と質問をいただきました。 運動を始める時に気をつけることを …

今回、出産された病院にプールが併設されていて

赤ちゃんを預けて利用できるそうなんです!

そういう環境があるのはありがたいですよね!

産後の体重・体型そして体調を戻し、気分もリフレッシュするには

とても良い機会だと思います!

今日は、

運動を始める時に気をつけてほしいことを2つお伝えします。

1つ目は、しなやかな体を作るには

体の表面についている大きな筋肉

よりも

体の内側・深いところについている筋肉を意識することです。

体の表面・外側についている筋肉(アウターマッスルと言います)には

例えば、

肩周りの三角筋、僧帽筋

お腹ならシックスパックで有名な腹直筋

お尻の大臀筋

太ももには大腿四頭筋などがあります。

鍛えるとかっこよく見える大きな筋肉です!

これらはパワーを出せる筋肉なので

鍛えると瞬発力が出たり、一気にエネルギーを出す・使うことができます。

一方で、体の内側についている筋肉(インナーマッスル)は

骨や内臓を支えて、姿勢を保っている筋肉です。

例えば、肩甲骨や腕の上げ下げに関わる筋肉

お腹なら自前のコルセットと言われる腹横筋

呼吸をする筋肉の横隔膜

股関節の動きに関わる筋肉など

表面からは働きが見えにくいけれど

ずっと体を支えてくれて、内臓の働きを促す筋肉たちです!

どちらもバランス良く使うことが大事なのですが、

運動を始める時は

アウターマッスルから使いがちだからこそ

インナーマッスルを上手に使う意識を持つことが大切です。

運動が得意な人ほどできるから

強い筋肉を使ってこなしがちなので

取り組む運動の基本を意識してインナーマッスルを上手に使うことを意識してみてください。

水泳であれば、

インナーマッスルが使えると

本当にしなやかな体の動きができて

泳ぎが綺麗で水と一体化しているように速く泳げます。

アウターマッスルばかり使うと

水しぶきがバシャバシャ上がる割には進まないという動きになります。

理にかなった筋肉の使い方ができると

速く泳ぐ、長く泳ぐ、綺麗に泳ぐ、怪我をしにくいなど

より運動を楽しむことができるので

あなたのスポーツに合わせた筋肉の使い方はどんな感じかなと

一度捉えてみるきっかけになれば嬉しいです!

2つ目は、

運動前後の食べ物・飲み物に気を付けることです。

運動した後は、頑張った達成感があるので

ついご褒美が欲しくなりますよね!!

特に私は、水泳の後はお腹が減る感じがしていました。

私は、中学までですがトライアスロンしていたので、

時々泳いでいた経験があります。

実際の運動での消費カロリーを調べたことがある方はご存知だと思いますが

ジムでどんなに走っても

あめ1個分、ケーキ半分とかのカロリーにしか相当せずに

がっかりしたことはないですか?

運動したからといって

たくさん食べたり飲んだりすると

かえって太りやすくなります。

運動後の食事は

野菜やスープ・味噌汁、果物・ナッツ類など

食物繊維の多いものや

血糖値が上がりにくいものを意識して取りましょう!

糖やタンパク質は適度に必要なので

あなたの体質と運動習慣に合わせて

いくつかのパターンを作って

選べるようになるといいですね!

運動自体では、消費カロリーは大きくはないですが

運動は綺麗に痩せていくためには絶対に必要です!

運動で筋肉を使うと

実は、その後も筋肉はエネルギーを効率よく作ることができます。

先ほどのインナーマッスルが鍛えられると

姿勢を維持しやすくなるだけでなく

基礎代謝が上がっていくので

普通に生活しているだけでエネルギー効率の良い体になります。

太りにくく痩せやすい体質に変わっていきますので

運動そのものでの消費カロリーに一喜一憂せず

筋肉を使うことで代謝が上がっていく継続的なメリットを知って

無理なく楽しく運動を習慣化していきましょう!!

以上、運動を始める際に気をつけてほしいことを

今日は2つ紹介しました。

余談ですが、

プールで泳ぐとトイレにいきたくなりませんか?

私はプールで泳ぐと必ずトイレが近くなって

薄い尿がたくさん出るので

身体の仕組みを知らない時は

私、こんなにプールのお水を飲んだんだな〜なんて

本気で思っていました。

実際には3つほど身体の仕組みがあって

1つは、プールの水で身体が冷えるのでトイレが近くなること

2つ目は、静水圧が身体にかかり

血流が良くなって心臓に戻る血流量が増えるので

利尿ホルモンが出て腎臓の働きが活発になる尿量が増えること

3つ目は、浮力(浮く力)が働くので

下半身に溜まった余分な水分が全身を巡って

身体は水が多いと判断して尿として出すこと

があります。

私はプールの水を飲んでいたわけではなかったんです!

身体の仕組みってすごいですよね!

これからの季節

プールも安全に楽しんでくださいね!!

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